スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
line

たまには本の話題を・・・

「イギリス恐怖小説傑作選」 ちくま文庫
南條竹則 編訳

イギリス恐怖小説傑作選

古本屋をぶらついていて見つけた怪奇小説のアンソロジーですが、初めて読む作品も多く、なかなか楽しめました。
収録されているのは、

「林檎の谷」 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
「目隠し遊び」 H・R・ウェイクフィールド
「小さな幽霊」 ヒュー・ウォルポール
「蜂の巣箱」 アーサー・キラ=クーチ
「ブリケット窪地」 エイミアス・ノースコット
「不案内な幽霊」 H・G・ウエルズ
「人殺しのヴァイオリン」 エルクマン=シャトリアン
「地より出でたる」 アーサー・マッケン
「断章」 ジョージ・ゴードン・バイロン
「ヘンリとロウィーナの物語」 M・P・シール
「見た男」 エクス=プライヴェート・エクス
「窃盗の意図をもって」 アルジャノン・ブラックウッド
「罌粟の香り」 マージョリー・ボウエン
「闇の桂冠」 フランシス・トムソン

・・・の14編。
いずれも19世紀から20世紀初頭の作品で、エルクマン=シャトリアン(フランス)以外は英国人作家になります。

個人的に特に気に入っているのは、片田舎で起こった失踪譚を描いた「ブリケット窪地」、ベンチに座る謎めいた女性に魅かれていく男の顛末が語られる「見た男」あたりでしょうか。
もちろんブラックウッドやマッケン、キラ=クーチといった巨匠の作品もさすがの出来栄えです。

わたしはやたらにスプラッターなホラー映画とかは苦手なのですが、その点、この時代の英国の怪奇小説は過激な描写に頼ることなく、ある種の「慎み深さ」をもって書かれているのが良いですね。

スポンサーサイト
line

comment

Secret

line
line

line
検索フォーム
line
RSSリンクの表示
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QRコード
QR
line
sub_line
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。