上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
line
「CHILDREN'S GAMES」(1994年)
LORIEN


lorien_convert_20110122032842.jpg

英国産シンフォ・バンドのおそらく唯一のアルバム。
日本では今は亡きゼロコーポレーションから出てましたね。

このアルバムの大きな特徴は、その独特の浮遊感のあるプロダクションでしょうか。
「安定感の無いジョン・アンダーソン」といった感じのヴォーカルといい、シンセと聴き違えそうなギターといい、柔和なキーボード群の音色といい、妙にフワフワとしています(笑)。
なんだか霧の中を彷徨っているような感覚に襲われるのは、私だけでしょうか。

まあ、正直言って、アルバム自体の完成度はそんなに高くないです。
音は安いし、名曲と言えそうなのは10分弱の叙情派ナンバーの#3と、小曲ながらもドラマティックな展開を見せる#6くらいなものですから。
あとの曲は、悪くはないんだけど・・・といったレベル。
長尺曲の#5も、いまいち決めてに欠けるんだよなぁ。

・・・とはいえ、個人的には結構思い入れのある作品で、今でもたまに聴きます。
やっぱり#3と#6は名曲ですよ。
後者なんてアコギでカヴァーしたこともあります(笑)。

因みに、こんなバンド名だからといってトールキン的な世界観を期待すると肩透かしを喰らうと思うので、ご注意を(苦笑)。
スポンサーサイト
line
「LAS HADAS NO VUELAN MAS / 1.VAGAS NUBES」(2006年)
JAEN KIEF


jaen+kief01_convert_20110122032603.jpg

コロンビア出身バンドの、一見美麗だけどよくよく見てみると実はそれほどでもない(?)ジャケが印象的なデビュー作。

PINK FLOYDとJETHRO TULLを足して2で割らずに、南米っぽい哀愁をこれでもかとふりかけたような音楽をやってます。
ありがちな音楽性ですが、曲作りも演奏もハイレベルなのでシンフォ・マニア以外でも普通に楽しめるはず・・・たぶん、きっと。
聴いていると、夕日に染まったアンデスの山々とか、ベタなイメージが脳裏に浮かびますよね?ね?

しかし、南米は地味に良質なシンフォ系アーティストを輩出してきますね。
彼の地のロック事情なんて全く知らないのですが、少なくともシンフォ・ファンにとっては「聖地」と呼べる土地になりつつあるのではないでしょうか。
まあ、ちょっと大袈裟か・・・。
line
「FLY FROM HERE」(2011年)
YES


yes03_convert_20110621214627.jpg

YESがスタジオ・アルバムを作っていたなんて、全く知りませんでした。
・・・というわけで、10年ぶりの新作。

ヴォーカルはYESのカヴァー・バンドで歌っていたというカナダ人、ベノワ・デイヴィッド。
ジェフ・ダウンズがキーボードで、トレヴァー・ホーンがプロデュースで参加、というのも話題になっていますね。

で、肝心の内容の方ですが、これがかなり良くて驚きました。
とにかく、曲・・・というかメロディがよく書けていますね。メランコリック極まる#3なんてもう絶品ですよ。
ダウンズとホーンの過去の未発表曲を焼き直した曲が半数近くを占めていますが、後ろ向きなムードはほとんどなく、むしろ新鮮な響きさえ感じられるのもすごい。

まあ、あまりYESっぽくないアルバムではありますけどね。
スティーヴ・ハウのたどたどしいギターやクリス・スクワイアのゴリゴリしたベースこそいつものYESですが、アルバム全体のムードはむしろ東欧のシンフォ・バンド(初期のQUIDAMとか)っぽかったりします。
ヴォーカルの声質のせいか、“プログレ化したKEANE”といった趣もあったりなかったり・・・。

それと、マイナー・キーの曲が多いのも珍しいかな。
YESはどちらかといえば、爽やかで明朗な曲調が多いバンドなのですが、今回はかなり哀愁成分が多めですね。
これはダウンズ/ホーンのソングライティング・コンビによるところが大きいのでしょうか。
そういえば、BUGGLESにも「Elstree」なんて哀愁の名曲があったな~。

因みにジャケットを手がけたのは、ロジャー・ディーン(って、見ればわかるか)。
さすがはYES、アートワークにも気合が入ってます。デジタル配信だの何だの、といった世の風潮などおかまいなし・・・といった感じですな(笑)。

これだけのアルバムを作ったのだから、ライヴにも期待しておこう(日本に来るのかどうか知らないけど)。
このラインナップもどうせ長続きしないだろうから、早いとこ見ておかないとね(苦笑)。

いや、しかし、久しぶりにYESから目が離せなくなりましたね~。
今後、どんな展開を見せるのか全く見当がつきませんが、だからこそ面白いんですよ。
line
「GO !」(1998年)
YOU AND I


you++i01_convert_20110511160341.jpg

ハンガリー出身のシンフォニック・ロック・バンドの2nd。

爽やかです。
瑞々しいキーボードや透明感のあるギター、清廉な女性ヴォーカルなど、サウンドを構成するあらゆる要素が、暑苦しさとは無縁な響きを持っています。
ジャケットのイメージにかなり近い音だと言えるでしょうか。

プログレ味を軽く注入したABBA・・・といった印象もありますね。
あるいは、80年代半ばのマイク・オールドフィールドが完全な歌モノになった感じ?
まあ、いずれにせよ、ハンガリー産ロックらしい趣はあまり無いです。

大仰な展開や過剰な叙情性は控えめなので、人によっては淡白に聴こえるかもしれませんが、逆に、クサ過ぎるのはちょっと・・・という人にはとっつき易い音だと思います。
line
「CONTINIUM」(2006年)
KARFAGEN


karfagen01_convert_20110127030015.jpg

ウクライナ産バンドの1st。

これまた美しいジャケットですが、音の方も負けず劣らずの美しさで嬉しくなります。

音楽性は煌びやかなキーボードを大フィーチュアしたシンフォニック・ロックで、ラストの曲以外はインスト(一部でスキャットは有り)になっています。
雄大かつ異国情緒溢れる音作りは、マイク・オールドフィールドに通じるものがあるかな?
テクニックや実験性よりも、メロディやドラマ性に重きを置く姿勢に好感が持てますな。

女性ヴォーカル入りの#10はコンパクトながら本作のハイライトのひとつで、黄昏を思わせるメランコリックなメロディとアレンジはまさに美しさの極み。アルバムのラストを飾るに相応しい名曲ですよ。

彼らは現在までに本作を含めて3枚のアルバムを発表していますが、残念ながら、作を重ねるごとにつまらなくなっているんですよね・・・。
まあ、しかし、本作に関しては名盤と呼んで差し支えない内容なので、マイク・オールドフィールドやEVERON、80年代後期のYES(あるいはABWH)あたりが好きな人は聴いてみる価値があると思います。
line
line

line
検索フォーム
line
RSSリンクの表示
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QRコード
QR
line
sub_line
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。